「鬼滅の刃」最終巻の「大正こそこそ噂話」を通して、仕組みの作り込みの説明します。ネタバレを含みますので、最終巻まで読んでいない方はご注意ください。
もし、HACCP/FSMS対応ペストマネジメントをおこなわないとどうなるか、2話続けて考えます。第46話では、1.製造環境調査をしても、対策が羅列されているだけで、どこから始めて良いかわからない。2.当然、各対策の優先順位は分からず、予算取りができません。3.防虫対策を、計画やプロジェクト…続き
食品安全の仕組みを作りこみ、皆がルールを守り、「ルールを守ることが当たり前」という雰囲気が流れ、ルールを間違えると違和感を覚えるような管理まで高められらたら最高です。細部にこだわった、「神をも宿す」といわれる究極の「仕組みの作り込み」についてお話しします。
前話で、仕組みを動かすのは人というお話をしました。第42話では、「慣れた作業では、人は無防備になる」と題して、笑い話のような、仕組みが機能しなかった例をお話します。
第40話で、Jアラートを例に、仕組みが機能しないお話をしました。第41話では、事故を防ぐための幾重にもなった対策が、機能せず起きた問題を振り返り、「どんな仕組みも、動かすのは人」であり、担当者の使命感・責任感に勝る対策はないことを考えます。
10月4日の北朝鮮の弾道ミサイル発射時、Jアラートで2つの問題がありました。Jアラートを整備したことで安心して、運営強化がおこなわれていません。Jアラートにも、HACCPの11手順(原則6)の「検証方法の手段を設定する」が必要です。JアラートもHACCPも導入しただけでは、意味がありません…続き
仕組みを作り込む例として、HACCP/FSSC対応ペストマネジメントのモニタリングの仕組み内の、モニタリング報告会のあり方を考えました。3つの例を出して、効果的なモニタリングをおこなうためには、どのような報告会が必要か検討しました。
「仕組みを作り込む」例として、セールスの流れについて検討しました。仕組み作りでは、一つでも手をぬくと、他で頑張っても、よい結果を出せません。逆に、少しずつでも頑張れば、大きな結果になる可能性が出て来ます。
HACCP/FSMSの優れた点の1つは、製造現場に出て、製造現場を全体的にとらえ、効果的な仕組みを作ることです。そして「HACCP/FSMS対応」とは、(一般的衛生管理を含めた)HACCPの仕組みに対応していくことを意味します。ペストマネジメントも、仕組みとして構築して、リンクしていくこと…続き
「仕事は足し算でなく、かけ算」であることから、「仕組みを作り込む」ことはとても大切です。最初から作り込むことは考えなくて構いません。まずは、仕組み作りを意識してください。 仕組みらしきものができたら形を整えてください。形が整ってきたら、作り込むことに意識を向けてください。