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衛生管理コラム

第38話 何をやったかではなく、何をやれたか・・・安倍元総理追悼番組より

その他

安倍元総理が亡くなって、多くの追悼番組がありました。
その中で、組織運営の中で忘れてはいけない、とても大切なことがありました。
それは、安倍元総理が、おこなったことを、話していた時のことです。

安倍元総理は、もっともっとやりたいことはあった、しかし、日本では総理より力のある財務省に邪魔され、野党に邪魔され、与党内からも邪魔する人が現れ、さらにはマスコミに誹謗中傷され、その中で、できたことがこれだけだった。
と表現した人がいました。

ほとんどのマスコミは、反安倍であったため、功績を正しく伝えませんが、一般の人が知っているより、はるかに多くの功績を残されました。
だから、世界各国から、あるいは国民から追悼があったのです。

亡くなった後の、世界各国の反応を見て、自国の元総理の功績を知るのも変な話ですが、これが現状であり、安倍元総理の施策をつぶし、あるいは隠したもの達と、元総理は戦ってきたのでしょう。

話がずれてきたので元に戻しますが、要は、「どんなに自分が頑張っても、周りとの関係の中で、できることとできないことがある」ということです。
組織運営においては、自分の力が及ばないこともあることを理解して、自分もねぎらうことも大切ということです。
「思うようにはならないけど、○○の状況の中、頑張っているよな」という感じです。
そして、「周りをどのように変えていこうか」と、長期的視野を持つことです。

実際、安倍元総理は、総理退任後も、自分の理想実現のために、積極的に周りへの働きかけを続けたそうです。
「周りを変えていく」という、長期的視野にたって行動されていたそうです。

自分の力が及ばないこともあることを理解して、自分もねぎらい、長期的視野で周りに働きかける。
とても大切なことだと思います。

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