衛生管理コラム
第102話 食品衛生7Sを考える②
ペストマネジメント
食品衛生においては、清潔な環境が最終的な目的になります。
その清潔を、実現するための行程を表しものが、食品衛生7Sです。
整理で、製造現場から不必要なものを取り除きます。
整頓で、残った必要なものを、置く量と場所置き方を決めて置きます。
※整理・整頓で清掃しやすくなります。
清掃で、ゴミやホコリを取りのぞき、洗浄しやすい環境を作ります。
洗浄で、水・湯、洗剤などを用い、汚れを取り除き、効果的に殺菌できるようにします。
殺菌で、微生物を死滅・減少・除去します。
整理、整頓、清掃、洗浄、殺菌は、それぞれ別にあるのでなく、
それらが連続します。
そして、躾(しつけ=習慣化)によって、皆が日常的に正しくおこなえるようになって、
最終的な目的である「清潔」が実現します。
この食品衛生7Sは、筆者も所属する食品安全ネットワークによって、はじめて提唱されました。
とても分かりやすい説明です。
是非、食品工場現場で、実戦して欲しいと思います。
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