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第16話 「人の能力には限界がある」という思い込みが消えた日

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「よりよい組織作りのために」コラムで「人の能力には限界がある」という思い込みについてお話しました。
皆様は、「ならば、「コラム著者は、能力には限界がない」と考えているのか」と思ったと思います。

はい、そう思ってます。
もちろん、苦手なことはあります。はなから人に任せることもあります。
しかし、考えたりとか、脳を動かしたりすることには、限界がないと思っています。

今日は、私の「人の能力には限界がある」という思い込みが消えた日について、お話します。

私の思い込みが消えたのは、小学校5,6年の時です。
私は算数のむずかしい問題を解いていました。
本当に、難しく、「難しい・・・」「分からん・・・」と連発していました。

その時です。
とても厳しかった叔父が、それを傍で聴いていました。
キッと私を睨み付け、「はじめから、分からん、分からん言うて、分かるものも分かるか!」と怒鳴りました。

めちゃくちゃ怖かったです。今思い出しても、鳥肌が立ちます。
ところが・・・です。それで、「できない」とか「難しい」とか、頭に浮かばなくなったのです。
よほど、怖かったのでしょうね。それ以来、本当に、まったく浮かばなくなりました。

ただ、そんな怖い思いをせずとも、思い込みは消せます。
自分の脳を信じさえすれば良いのです。
信じても、脳が働かない時は、無意識の内に、「人の能力には限界がある」と思っているのかも知れません。
何度も、何度も、「人の能力には限界がない」と繰り返してください。
きっと、脳が自然に動き出す時が来ます。
なぜなら本当に「人の能力には限界がない」のですから。

「人の能力には限界がない」と意識にすり込んでしまえば、「できない」・「難しい」という意識が無くなり、脳に質問を投げかけると、なんの抵抗もなく、脳は答えを探し始めます。
ぜひ、続けてください。

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