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衛生管理コラム

第19話 力を発揮するために、捨てなければならない2つの思い込み②

よりよい組織作りのために

「人の能力には限界がある」という思い込みを捨て、「自分はやれる」/「できない試練は来ない」と知れば、前向きに取りかかることができ、何でもできるようになります。
これは本当の話です。

しかし、矛盾するようですが、「自分はやれる」/「できない試練は来ない」と思って始めてもできない時があります。
一つ目は、無意識で駄目と思ってしまっている場合です。これはやれると強く信じるしかありません。
二つ目は、能力を身につけている段階の場合です。
「自分はやれる」と意識しても、ない知識/経験が、いきなり自分の中に出てくるわけではありません。
この場合、やれるとは、やるために必要な努力(その努力を続けること)ができるということです。

この時、不思議なことですが、どのように努力したらよいか、方法が見つかったり、手助けしてくれる人が現れたりします。
「自分はやれる」という気持ちがあれば、不思議と努力を続ける環境が整います。

脳は、普通10%しか使用されていないといわれています。
「自分はやれる」と信じることで、使われていない1%が動くだけで、ものすごい成果が現れます。

減点式の学校教育で、できないことばかりに目を向けられてすり込まれた「能力の限界」など、吹き飛ばしてください。

もう一度言います。
「人の能力には限界がある」という思い込みを捨て、「自分はやれる」/「できない試練は来ない」と知ってください。
そして、あきらめずに努力を続けてください。必ず道は開けます。

「その他」コラムの中で、私の「人の能力には限界がある」という思い込みが外れた時の話をいたします。
そちらも参考にしてください。

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