衛生管理コラム
第15話 HACCP/FSMS対応ペストマネージメントの本質
ペストマネジメント
HACCP/FSMS対応ペストマネージメントでは、製造現場を全体的にとらえ、製造ラインを中心に、問題を洗い出し優先度をつけ、防虫対策全体をえがき、文章化します。
バラバラにおこなわれていた食品安全対策が、HACCPによって、順序立てて組み立てられました。
順序立てて、抜けなく、組み立てることによって、食品安全の仕組みが作られ、全体が把握できるようになりました。
そして、仕組みを管理する手法として、FSMSがあります。
HACCP/FSMSが意味することは、仕組みを作り、運用することです。
HACCP/FSMS対応ペストマネージメントの本質は、害虫管理を、仕組みとして構成し、運用することです。
HACCPの様に、順序立てて組み立て、害虫管理の仕組みを作り、FSMSの様に、しっかり運用します。
今の害虫管理は、仕組みになっていますでしょうか?
製造工程を分析して、図面を作って、問題箇所を列記して、防虫対策の仕組みを作っていますでしょうか?
ただモニタリングだけを繰り返しているとか、薬剤散布だけとかになっていないでしょうか?
HACCP/FSMS時代のペストマネージメントとは、防虫対策の仕組みを作り、運用するということです。
製造現場を全体的にとらえ、製造ラインを中心に、問題を洗い出し優先度をつけ、防虫対策全体をえがきます。
HACCP/FSMSと同じ考え方で、ペストマネージメントをおこないます。
これがHACCP/FSMS対応ペストマネージメントの本質です。
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