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衛生管理コラム

第9話 思い込み③「言葉は通じる」その1 「伝えた言葉が相手に届く」は思い込み

よりよい組織作りのために

「言葉が通じる」は思い込みというと、「何を言っているのだ」と声が聞こえて来そうです。
しかし、今まで「人の話、聞いてる?」って言われたことありませんか?
または、「人の話、何も聞いてないな」と、相手に思ったことはありませんか?

「話す」と一言でいっても、「言葉を口にするだけ」と、「意識して相手の言葉を聞く」もしくは「相手の意識に伝える」との間には、大きな違いがあります。
仕事で必要なのは、もちろん「意識して相手の言葉を聞く」「相手の意識に伝える」です。
次の絵を見てください。

多くの人は、言葉がそのまま相手に伝わると思っています。
しかし実際には、その時の状態や、お互いの関係によって、伝わり方は大きく変わってきます。

AさんがBさんのことをこころよく思っていた場合、伝えたい気持ちで明るく話します。
しかしAさんがBさんのことをこころよく思っていなかった場合、冷たい言葉で手短に伝えるかも知れません。
Bさんも全く同じです。
Aさんと仲が良いと、何を伝えてくれるのか、耳をかします。
BさんがAさんのことを嫌いだと、あ〜めんどうくさいなと思って聞いてしまいます。
または、Bさんが忙しい時だと、この忙しい時にと思いながら、上の空で聞くかも知れません。
どれだけ言葉が届くかは、話し手/聞き手のその時の状態、話し手/聞き手の人間関係によって変わります。
人に話をする時は、話の内容、話し方などを考え、相手の状況を見て話さなければなりません。
また日頃の人間関係も大切になります。

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