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衛生管理コラム

第23話 本質の考え方② 7Sを例として

マネジメントのヒント

食品衛生7Sは、食品衛生に携わる人は、誰もが知る概念です。
食品の製造環境にとって重要な“清潔”を目的として、一般的な5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)に“洗浄”と“殺菌”を加えた活動です。
食品安全ネットワークの前会長の米虫先生と、現会長の角野先生が中心になり、2004年より食品企業が取組みやすく、分かり易い衛生管理活動として、提唱(当時の名称は食品衛生新5S)、普及されました。

食品衛生7Sの素晴らしいのは、清潔を目的として、躾を動機づけとしたことです。
※詳しく知りたい方は、食品安全ネットワークのホームページから、食品衛生7Sをひいてみてください。

食品衛生7Sが提唱するまでは、工業生産でいう5Sをそのまま食品衛生に向けて使用していました。
工業生産の5Sは、整理、整頓、清掃、清潔を徹底(躾け)すれば、作業効率が上がるというものです。
食品衛生勉強会では、念仏のごとく、整理、整頓、清掃、清潔、躾を、それぞれの意味を説明しながら唱えていました。

食品安全ネットワークが提唱した食品衛生7Sによって、食品衛生の目的は清潔であり、整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌は手段、躾は、マニュアルや手順書、約束事、ルールを守るように動機づけることと、それぞれの言葉に命が吹き込まれました。
まさに、食品衛生の本質だと思われます。

今となっては、機械的に整理、整頓、清掃、清潔、躾をとなえていた自分が恥ずかしいです。
定義を明確にする。本質を考えるとは、この様なことだと思います。

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