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衛生管理コラム

第31話 脳を、働くことに慣らす①

その他

第30話で、ボーとしていたら、脳は何も考えずに行動しますが、意識して仕事をすると、脳は無意識でも働き続けるとお話しました。

それでは、どうすれば、脳を無意識に働き続けるようにできるのでしょうか?
それは、「意識して仕事すること」に慣れることです。

「意識して仕事をすること」のトレーニングとして、もっともお勧めなのは、率先して仕事の準備をすることです。
ほとんどの仕事は、段取りよく仕事をするために、最初に準備をします。

仕事の準備を、軽く考える人もいます。
しかし、準備は、仕事を理解していないとできません。
忘れ物をしないために、その日の仕事を頭の中でシュミレーションしながら用意します。
準備の仕方で、仕事の効率が変わることもあります。
仕事の準備を見れば、準備した人の力量が分かります。

準備になれてくると、知らない内に、「準備する」という意識スイッチが入ります。
無意識の内に脳が働き、準備が進みます。
不思議なもので、無意識の内に準備をしても、忘れ物があったら、違和感をおぼえ、気づくようになります。

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