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衛生管理コラム

第26話 各論では解決しない問題~対策は仕組みで考える~

よりよい組織作りのために

食品安全管理は、仕組みで考えることが大切です。
仕組みとは、何でしょうか?
(ある事柄に対して)全ての対策を網羅し、組み立てたものです。

微生物管理では、HACCPの12手順をもとに、対策を立て、仕組みを作ります。

以前は、製造現場ごとに、(細菌性)食中毒予防の3原則を元に、いくつもの対策を作りました。
しかし、その全対策をおこなえば、(細菌性)食中毒が予防されるかは、定かではありませんでした。
HACCPの12手順が示されたことにより、全体を網羅するルール作りができるようになりました。

仕組み作りをすると良い点が2つあります。
一つは、順序だって考えるために、ルールの抜けがなくなるということです。
もう一つは、全体が見渡せるために、それぞれのルールが理解しやすいということです。
人は理解したルールは守り安くなります。つまりルールが守られやすくなります。

仕組みを作らず、個別で解決しようとすると、視界が狭まり、何をやっているか分からなくなります。
全体を見渡せないので、抜け落ちがあるかも知れません。
個別でなく仕組みで考える、仕組み作りを意識することは、とても大切です。

第27話は、仕組みの一例として、ノロウィルス対策について考えたいと思います。

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