TOP
衛生管理コラム

第95話 勉強会の時に意識したいこと①

ペストマネジメント

食品安全管理では、ルールを守りやすい環境を作ることが大切です。
理想をいえば、守らないと違和感を覚えるような環境が良いです。

食品工場中には、FSMSの認証を取っていても、
いざ、一般的衛生管理を実施しようとすると、違和感を覚えることがあります。

粘着ローラーより手前に手洗いがあったり、働く人数に対して手洗いの数があきらかに少なかったり、です。
普通に進んだら、手洗い後、粘着ローラーかけることになるのではないか?
これだけの人数が一度に手洗いしたら、時間が足りないだろう?
と感じてしまうのです。

これでは、いくら勉強会をしても、勉強会後、数日は皆ルールを守っても、
日数がたてば、だんだん、ルールがきっちり守られないようになってきたりします。

ルールを守らないのは、従業員だけが悪いのではなく、
守りやすい環境を整えていない会社側も悪いといえます。
勉強会をおこなうだけでなく、あわせて環境改善をおこなうことも考えてください。

最新の衛生管理コラム 6件

マネジメントのヒント
第54話 「国史教科書」発行に思う 竹田恒泰氏が中学校の歴史教科書を6年かけて検定合格させました。 学校で繰り返される反日教育に絶えられず、 正しい日本の歴史を伝える教科書を作ったそうです。 「正しい日本の歴史」とは、…続き
マネジメントのヒント
第53話 日本人のアイデンティティに目を向ける 第二次世界大戦後、日本は教育界やマスコミによって、自虐史観を植え付けられて来ました。 日本の歴史の負の部分をことさら強調されたり、時にはありもしないことをでっち上げたりされて来ました。 …続き
マネジメントのヒント
第52話 先祖に思いをはせる気持ちから衛生管理を考える 先週に引き続き、先祖に思いをはせる日本人について考えます。 日本人は、無宗教と言われることがあります。 しかし、初詣や七五三など、神社との結びつきは強いです。 そして何より、両親や祖…続き
マネジメントのヒント
第51話 想いを力に変える パリ五輪の卓球女子シングルスで銅、団体で銀メダルを獲得した早田ひな選手が 「鹿児島の特攻資料館に行きたい」と発言し、多くの著名人が絶賛しました。 「生きていることを、そして自分が卓球を…続き
マネジメントのヒント
第50話 車の譲りあい 前話に続き、日本人の良さを考えたいと思います。 海外と日本の交通事情を比較して、いつも思うのは、 車の譲りあいの素晴らしさです。 脇道から車が出てきている時は、交互に譲ります。 そ…続き
マネジメントのヒント
第49話 人を尊ぶ心 人を信じるには、「人は信じられる」という確信が必要です。 それには、日本人の良さを日頃から感じることが大切と思います。 これから数話に渡って、日本人の良さを考えたいと思います。 東日…続き