TOP
衛生管理コラム

第41話 日本人の持つ「和」の強さを信じる

マネジメントのヒント

令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。
また、東日本大震災で犠牲になられた方々にも、謹んで哀悼の意を表します。

「東日本大震災の発生から13年となった11日に、鎌倉で神道,仏教,キリスト教の3つの宗教の関係者が、カトリック教会に集まり、犠牲者を追悼し、被災地の復興を祈る催しが開かれたという報道がありました。
この集まりは、毎年開かれているとのことでした。

神道,仏教,キリスト教が集まれば、日本では、ほぼ、皆で冥福を祈ることができます。
日本人は、生活に根付いていた神道に、仏教も受け入れた、ふところ深い民族です。
今回は、さらに、皆で犠牲者を追悼し、被災地の復興を願うために、キリスト教まで集まったそうです。
自国の宗教を押しつけたり、宗教が違うことを理由に戦争したりする国では、考えられないことです。

日本人は、昔から、話し合いにより決めることを大切にしてきました。
台風や地震、災害が多く、そのたびに、助け合って乗り越えてきました。
「多様性を認める」ように騒がれていますが、日本は昔から多様性に寛容でした。

いろいろなことを受け入れ、力を合わせることができる民族です。
話は飛躍しますが、力を合わせることができる民族だということを信じて、品質保証をマネジメントしたいです。
毎日の業務を考えると、多忙をきわめたり、イライラしたりすることもあるでしょう。
そのような時は、是非、力を合わせることができる民族、助け合える民族だということを思いだし、頑張って欲しいと思います。

最新の衛生管理コラム 6件

マネジメントのヒント
第58話 戻れない時にとらわれず・・・ 前回まで、「人の一生は短い。後悔はせんように」 「今の仕事をやりつくそう」というお話をしました。 大学時代は、研究者として、大学に残るのが夢でした。 「目標」でなく「夢」という当たり…続き
マネジメントのヒント
第57話 行き詰まった時に思い出したい言葉③ 補える(おぎなえる)関係 TVアニメで「人は補ない(おぎない)あって生きていくもの」と言っていました。 主人公の駄目大学生が、理想の彼女と知り合い、好きになり、やがて結ばれていく内容で、 …続き
マネジメントのヒント
第56話 行き詰まった時に思い出したい言葉② 同じくNHK連続ドラマ小説の一場面。 植物学雑誌創刊に向けて、主人公の万太郎の部屋に友人が集まり、 論文を書こうとしても、筆が進まず、うだうだやっている学生をよそに、 万太郎は植物のスケ…続き
マネジメントのヒント
第55話 行き詰まった時に思い出したい言葉① 先日、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」で、印象に残るシーンがありました。 それは、主人公の万太郎が、植物学を追究するか迷っていた時、 「ジョン万次郎」こと中濱万次郎が、自身の経験を…続き
ペストマネジメント
第103話 人は理解しないと動けない 前話で食品衛生7Sについてお話ししました。 食品安全ネットワークによって、はじめて分かりやすく解釈され、提唱さたた食品衛生7S それまでは、整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)と、ただ5つ…続き
ペストマネジメント
第102話 食品衛生7Sを考える② 食品衛生においては、清潔な環境が最終的な目的になります。 その清潔を、実現するための行程を表しものが、食品衛生7Sです。 整理で、製造現場から不必要なものを取り除きます。 整頓で、残…続き