TOP
衛生管理コラム

第36話 不動心について

マネジメントのヒント

安倍元総理の慰霊碑(留魂碑)には、安倍元総理が好んで使った「不動心」という言葉が刻まれています。
不動の心は、志に向かって、ゆるぎなく歩む力強い言葉ですが、
不動の心を持つ前に大切なことがあります。

不動であるためには、不動に値する志が必要ということです。
正しい志をもっていないと、ただの頑固者になってしまいます。

不動であるためには、その志をつかむための探求が必要です。
安倍元総理は、とにかく本を読み、人の意見に耳を貸す勉強家であったといわれます。
ゆえにしっかりとした、歴史観、国家観を育み、それが志になっていました。
安倍元総理の言動には、日本人としてのアイデンティティが見えていました。

不動になるためには、多くのことを学び、考えないといけません。
それは、不動であることと同じくらい、いやそれ以上に、大変なことかも知れません。

不動心にいたる努力、何かを極めるための本質なのかも知れません。
私たちも探求したいものです。 

最新の衛生管理コラム 6件

マネジメントのヒント
第57話 行き詰まった時に思い出したい言葉③ 補える(おぎなえる)関係 TVアニメで「人は補ない(おぎない)あって生きていくもの」と言っていました。 主人公の駄目大学生が、理想の彼女と知り合い、好きになり、やがて結ばれていく内容で、 …続き
マネジメントのヒント
第56話 行き詰まった時に思い出したい言葉② 同じくNHK連続ドラマ小説の一場面。 植物学雑誌創刊に向けて、主人公の万太郎の部屋に友人が集まり、 論文を書こうとしても、筆が進まず、うだうだやっている学生をよそに、 万太郎は植物のスケ…続き
マネジメントのヒント
第55話 行き詰まった時に思い出したい言葉① 先日、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」で、印象に残るシーンがありました。 それは、主人公の万太郎が、植物学を追究するか迷っていた時、 「ジョン万次郎」こと中濱万次郎が、自身の経験を…続き
ペストマネジメント
第103話 人は理解しないと動けない 前話で食品衛生7Sについてお話ししました。 食品安全ネットワークによって、はじめて分かりやすく解釈され、提唱さたた食品衛生7S それまでは、整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)と、ただ5つ…続き
ペストマネジメント
第102話 食品衛生7Sを考える② 食品衛生においては、清潔な環境が最終的な目的になります。 その清潔を、実現するための行程を表しものが、食品衛生7Sです。 整理で、製造現場から不必要なものを取り除きます。 整頓で、残…続き
ペストマネジメント
第101話 食品衛生7Sを考える① 「一般的衛生管理をきっちりおこなうように」という前に、 「一般的衛生管理をおこないやすい環境を整える」様にしないといけないとお話ししました。 一般的衛生管理でもっとも大切なことが、食品…続き