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衛生管理コラム

第32話 接種における本質が軽視されたコロナワクチン

マネジメントのヒント

本質についての話を続けます。
コロナ禍で、国をあげてワクチン接種が進められました。
コロナワクチンの賛成・反対については、ここでは述べません。

しかしコロナワクチン接種では、事故を防ぐためにおこなわなければいけない(本質ともいえる)プロセスが甘くなりました。
それは、医師と患者による「自分がコロナワクチンを接種してよいかどうかの」チェックです。

日頃から医者にかかっている人では、主治医とおこなったと思いますが、その他の人はどうでしょうか?
例えば、健康診断で注意を受けているけど治療を受けていない人、
以前病院に通っていたけど今はやめている人などです。

副反応が懸念されるので、本来はきっちりと問診しないといけない人が、コロナ禍の恐ろしさを煽られたり、とにかくワクチンを打つように指示されたりしたことによって、とにかく打つような流れになってしまいました。
そして、本来注意すべき人が、問診表を詳しく読むこともなくチェックして、コロナワクチンを接種してしまいました。
これは、間違いなく、オペレーション・ミスです。

コロナ禍だからしょうがなかったとも言えます。
しかし、どんな時も、忘れてはいけないことが「本質」です。
コロナ禍が過ぎると、いろいろな検証がおこなわれるでしょう。
ワクチン接種のオペレーションについても、振り返る機会があることを望みます。

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