職場の雰囲気で従事者を決めず、偏見なく従事者自身の姿を見るために、リーダーが意識すべきことについて考察しました。
異物混入報告書は、「ペストマネジメント会社が工場に出す書類」として、報告書を見て工場の方に考察してもらうことを念頭に作成します。理路整然に、できるだけ学術的に書き、万が一裁判になっても、報告書に関しては反論されないように、しっかり証拠となるレベルまで書き上げます。
「偏向報道と職場の雰囲気とが似ている」例をお話しします。リーダーは意識して従事者を見ないと、職場の雰囲気に左右されて、従事者を見てしまうかも知れません。リーダーは「偏向」の怖さを知ってマネジメントをおこなわないといけません。
カタラーゼテストは、酸素発生量だけでなく、発生状況を細かく観察することによって、加熱有無判定の有効な手段となります。報告書には、酸素発生状況写真をしっかり載せ(数枚載せる時もあります)、どうしてその様に判断したかを、理論的に説明します。
SNSの普及によって、マスコミの偏向報道が知られるようになりました。もちろんマスコミの偏向報道を非難する側にも、偏向をかける人がいます。偏向に惑わされないためには、自分で事実確認しながら、深く考えていかないといけません。偏向報道と職場の雰囲気には、とても似たところがあるため、偏向報道を考え…続き
混入経路推定の手段として「加熱の有無を調べるカタラーゼテスト」について考えます。カタラーゼの発生量だけでなく、カタラーゼ発生部位を観察することによって、加熱有無判定をより有効に推定する手段となります。
「レコードは不可聴域も録音されていることで、五感に訴えるものがある」ことは、仕組みの作りこみに似ています。ふだん気づかないような所まで作りこむことによって、その場の雰囲気を“深い”ものにし、決まりを守らなければいけないような雰囲気を作ります。
30年以上前に経験したインスタントラーメン(袋麺)の異物混入を例に、混入状況から混入時期を推定できたお話をします。ヒメマルカツオブシムシ幼虫1匹の混入でしたが、袋を観察すると、外から中に向かって開いた穴が観察されました。
GW中ホームページの更新をお休みいたします。次回の更新は5月9日の予定です。皆様、良い休暇をお楽しみください。
人の可聴域(聴くことができる音域)を超え、不可聴域までも広く録音しているレコードに、「仕組みを作り込む」に通じるものを感じました。不可聴域までもの録音、例え耳に聴こえなくても、五感に訴えるものがきっとあると思います。