勉強会後、得た知識を実践することで、内容が理解でき、身につきます。実践することで、食品安全に関わっている実感を得て、ルールを守る文化が生まれます。勉強会はただおこなうだけでなく、工夫することが大切です。
勉強会は、社長や工場長自身が「勉強会は大切」という意識を持ち、勉強会実施前後の環境を整えることで、大きな成果を持たせることができます。
ゴールデンウィーク中、ホームページ更新をお休みします。次回の更新予定は5月7日です。
食品安全管理の勉強会をおこなう前に、製造現場のチェックおよび環境改善をおこなうと良いです。ルール通を守らないと違和感を覚えるような製造環境が理想です。
勉強会の後は、社長、工場長の強いリーダーシップのもと、従業員をリーダーがまとめ、そのリーダーを社長、工場長がまとめ、勉強会の内容を活かして、従業員が動くようにします。
従事者の勉強会は、前もって一般的衛生管理の様子をチェックして、一般的衛生管理の基礎知識だけでなく、現状の問題点を話すようにします。チェックしたその日に話ができれば理想です。
工場内に工事業者さんを入れる時は、工事前後で防虫対策を実施します。工事業者さんの出入口を決め、工場内ルールを用紙1枚にまとめ、工事業社さんに渡しルールを守ってもらうようにします。
工事業者の方に、防虫管理、衛生に関するルールなどを前もって説明して、守ってもらうことで、工事後、安心して製造を始めることができます。
ある有名な会社の異物混入対応の「回収の決断、消費者への周知、混入原因の解明および解決」が早く、消費者の信頼を勝ち取りました。食品の安全管理が厳しく求められる時代、問われるのは、企業の姿勢であることを学びました。
「東日本大震災の犠牲者慰霊のために、神道,仏教,キリスト教の3つの宗教の関係者が集まり、犠牲者を追悼し被災地の復興を祈った」という報道がありました。神道,仏教,キリスト教が集まれば、日本では、ほぼ、皆で冥福を祈ることができます。日本人は昔から助け合って生きてきました。日本人の力を信じて、品…続き