外周の管理で、雨水溝の他に気をつけなければいけないのは植栽です。植物から発生する虫と植物付近にとどまる虫に注意する必要があります。
食品安全ネットワークが「食品衛生の目的は清潔であり、整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌は手段、躾は、マニュアルや手順書、約束事、ルールを守るように動機づけること」と定義した食品衛生7Sは、食品衛生の本質をみごとに表しています。
防虫対策では、外周管理も大切です。汚れた雨水溝からは、工場内で発生するコバエ類が発生します。実際のモニタリングでは、想像以上に外周から発生した虫が捕獲されます。外周が管理できているかどうかは、防虫対策ができているかどうか確認する指針になります。
ホームページ担当者が、帰省と作業応援で不在のため、8月1日から(最長)8月20日までホームページ更新をお休みさせていただきます。
問題を解決したり、何かをおこなう上で大切なことは、本質を考えることです。現在の延長上でものを考えるのは楽ですが、多くの場合、そこに答えはありません。一から考えることが大切です。
小さな前室を作ってしまった場合は、両方のシートシャッターを開放にして作業するのでなく、片方のシートシャッターで開閉管理します。どちらかのシートシャッターが必ず閉まっている状態には及びませんが、両方が開放になるよりは、侵入してくる虫を減らすことができます。
教育のデジタル化で、学校の先生も、授業以外にやることが多く、長時間労働になっています。大切な「人」を育てないといけない学校なのに、「先生が生徒と向き合う時間」が減っています。教育の本質は「生徒一人一人に向き合い、成長を助ける」ことなのに、デジタル化によって形だけ整えられ、本質が忘れ去られています。
前室の機能を考えずに、ただ二重構造にすれば良いと考えた前室を見かけますが、前室には、荷物の量にあわせて、十分な広さが必要です。入荷場/出荷場として、一度に出し入れする荷物が全部置けることが理想です。
教育のデジタル化が進んでいます。成長期には、身体だけでなく、自由に発想し、感性を身につけ、自分らしさも育ちます。それには、子供たちを大切に思い、手をかけることが必要です。決して、デジタル化した一元的教育だけで、できるものではありません。
工場チェックのポイントとして、前室についてお話しする2話目です。侵入性昆虫類対策の基本は前室です。前室で、侵入防止、早期捕獲をおこなうことによって、施設に虫が入らないようにします。前室の防虫に関する機能で大切なことは、前室内は防虫灯を使用すること、適切な位置に捕虫器を設置することです。